疲れて帰宅すると「お風呂に入りたくない~」と思いませんか。「メイク落としは明日の朝頑張るから!」と、完全武装(化粧)すら落とさず、ベッドに倒れ込んでしまいませんか。疲れている時は体力も気力もゼロです。
そんな時はきっと「お風呂に入る気力もない~シャワーで済ませたい!」って思うのではないでしょうか?
でも、疲れて帰って来た日って、肩や腰が凝ってガチガチで辛くありませんか?
それをシャワーで済ますと、ちゃんと回復するのか不安になります・・・
疲れた日だからこそ、簡単に体を温めリラックスして眠りたいもの。
入浴しなくても体をすっきりポカポカにできる方法で簡単リフレッシュしてしまいましょう!
疲れた日はこれだけでOK!簡単にポカポカできる3つの方法
人間の体温と眠りは密接な関係にあります。上がった体温がゆっくりと下がることで、人間は「すや~」と気持ちよく眠れるわけです。
冬眠する熊も、冬眠前は準備を整えてゆっくり体温を下げて、春まで「すや~」と眠りますよね。
人間も同じです。
そして、起床が近くなると体温が上がり「新しい朝が来た!」「春だ春だ!」と元気に目覚めるわけです。
このように、人間の眠りと目覚めには、体温が大切な役割を果たしています。
入浴は体を温めてリラックスすると共に一日の汚れを落とす、そして何より質の良い睡眠のためにはとても大切な習慣なのです。
ですが、コンクリートジャングルに生きる私たちは「今日はもうお風呂は無理です」「疲れた無理、勘弁して」という日もありますよね。入浴は質の良い睡眠には効果的なのですが、本当に疲れてクッタクタな日はお休みしても仕方がありません。
お湯に入るということは、それだけでも体力を使うことですから。
どうしても疲れて「無理」「疲れた」「今入浴すると浴槽で寝るぞ。多分」「気力がない」「今の私は干物だ」という日は、物凄く簡単な3つの方法で体を温めて、スヤ~してしまいましょう。
お風呂代わりにポカポカすっきりできる3つの方法です。
体を簡単に動かす!温かいタオルでふくのもおススメ
疲れて帰って来たのにさらに動けと言うのか・・・とげんなりするかもしれません。
別に10キロマラソンをしてくださいというわけでもありませんし、ヨガマットを敷いて本格的な運動をしてくださいというわけでもありません。
腰や肩などを簡単に回したり、ごく短時間だけ足裏を刺激したりするだけです。これだけで体のコリが僅かながら緩和され、足や手などの末端がポカポカします。
動かした後、または動かす前に、温かなタオルで簡単に足や手をふくのも効果的です。
タオルは好きな匂いの入浴剤を落としたお湯でしぼると、リラックス効果がアップしますよ。
本当に疲れてもうダメという日は、体の末端をふくことと、時短マッサージや運動を組み合わせることで、簡単にポカポカリフレッシュすることができます。
手浴を活用しよう!心臓に近い手からポカポカに
手浴は手だけの入浴です。いちいちお風呂場まで行かず、洗面所のシンクにお湯を張って、手をお湯にinするだけでOKです。
手は心臓に近い部位なので、手浴によって温まった血液が心臓に届き、さらに心臓から体中に送り出されます。
足湯よりも早く体が温まり、全身浴しなくてもポカポカになるお手軽な方法です。
体をポカポカにしてさらにリラックスして眠りたいなら、洗面所のシンクに張ったお湯に入浴剤を入れるのがおススメです。
お気に入りの入浴剤の香りで手浴をすれば、香りとポカポカの相乗効果でリラックスできますよ。
濡れた手は洗面所のタオルでふけばいいだけなので、バスタオルの準備もいりません。時間がない日や疲れた日にはこの手浴をお試しあれ。
風邪をひいて全身浴できない日も、手浴でのポカポカリフレッシュがおススメです。
足湯もおススメ!汚れと疲れがたまりやすい足をリフレッシュ
忙しい時に短時間で体を温め、なおかつリフレッシュする方法としては、足湯もおススメの方法です。
手浴より足浴の方が、体がゆるやかにポカポカになると言われます。足は1日の疲れや汚れが集中する部位です。
「1日はいた靴下やストッキングは便器より汚い」という伝説がささやかれているくらいです。ぼけーっとして頭を使っていなくても、足は使っていることが多いはずです。
汚れやすく疲れがたまる部位だからこそ、簡単な足湯でリフレッシュしてしまいましょう。
足湯のキッドなども販売されていますが、必ず足湯専用の道具を使わなければならないというわけではありません。足湯はバケツや洗面器を使ってもできます。
洗面器などにお湯を張り、足を入れます。
数分くらいで「体が温かいな」という感覚があるはずです。
お風呂には入らなくても、足と顔は洗いたい。そんな方は、お風呂に入らなくてもポカポカすっきりできる方法として足湯をお試しくださいね。
好きな入浴剤を買い置きすると5分の手浴や足浴で気分がさらにアップ
手浴や足湯、体をふくタオルをしぼる時は普通のお湯でもOKです。
しかし疲れている日だからこそ、お湯にお気に入りの入浴剤を使ってみてはいかがでしょう。
手浴や足浴でも香りを楽しむことができますし、体をふくタオルにもほんのり香りがついて、普通のお湯を使うよりもリラックスとリフレッシュの効果が期待できます。
ラベンダー系の香りは、安眠や緊張緩和に効果的だと言われています。
オレンジ系の香りは、就寝している時に少し香るだけで、気持ちのよい覚醒が期待できると言われます。
お風呂に入りたくない。
入れない。
こんな日でも、手浴や足浴のお湯や、タオルをしぼるお湯に入浴剤を活用して、気持ちの良い生活を送りたいですね。